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静かなる腎臓病
  こんな症状があったら・・・
  こんな怖い例
  急性腎炎
  慢性腎炎
  腎不全

こんな症状があったら…(自己診断テスト)

尿の色
正常な尿の色 淡黄色の薄い黄色から、かなり濃い黄色にまで変化しますが、透明であるという事が大切なポイントです。
赤い色の尿 血尿といいます。腎臓や尿路のどこかに出血させる病気が存在しています。ただし、薬を飲んで尿が赤くなることもあり、これは心配いりません。
白い色の尿 濃尿といいます。尿に白血球が出ているということで、腎臓や尿路のどこかに炎症性の病気があることを示しています。
茶色の尿 黄疸の疑いがあります。肝臓の病気を発見する糸口になる場合もあります。
鮮やかな黄色
  の尿

ビタミンB2入りのドリンク剤や薬を飲んだ場合にみられます。心配ありません。

だいだい色の尿

多くの場合、下剤、解熱剤、駆虫剤などの影響による黄色尿で、心配ありません。

尿量の異常
多すぎても異常、少なすぎても異常。一日の尿量はおよそ1,500ミリリットル。
男性の方が女性よりも多めです。
一日3,000mml
  以上

多尿

一日400mml
  以下

乏尿

一日100mml
  以下

無尿

排尿回数の異常

一回の排尿量はおよそ300〜400ミリリットルくらいですので、一日のうち起きている間に4〜6回、寝ている間は0〜1回くらいの排尿回数が正常です。一日に10回以上排尿−頻尿(腎臓病、糖尿病、尿崩症、膀胱炎など)

また、昼間頻尿といって、昼間だけ頻尿となり、夜間には起こらないものがあります。これは、心の緊張で起こる神経性頻尿でみられます。逆に、夜間頻尿といって、夜間だけ頻尿が起こるものもあり、これは前立腺肥大症によくみられます。極端に排尿回数が減った場合は、稀尿といい、乏尿のとき起こります。

排尿痛

排尿時、膀胱あるいは尿道に生ずる疼痛があるとき。一般的には膀胱や尿道の病気、特に炎症によって起こると考えてよいでしょう。

膀胱炎では、排尿の終わり頃に痛みを感じ、尿道炎では排尿の開始時に痛みを感じます。

排尿困難

尿が出始めてから終わるまでの時間が長くなった、排尿しようとしても尿が出始める前に時間がかかる、排尿の勢いがなくなった、尿線が細くなった、尿のきれが悪くなった、排尿してもすっきりしない、など。

通路のどこかが狭くなっていれば、尿が出にくくなります。前立腺肥大症、前立腺がん、尿道狭窄といった病気がこれにあたります。また、膀胱から尿を押し出す力が弱くなったり、尿道を閉じる筋肉がスムースに働かなくなると尿は出にくくなります。神経因性膀胱、膀胱頸部硬化症など。

むくみ

むくみを生じる代表的な腎臓の病気は急性腎炎とネフローゼ症候群です。急性腎炎では、まず、まぶたに始まって“すね”、さらに全身に拡がります。慢性腎炎では急性腎炎ほどはっきりせず、いつむくみ始めたのかわからないこともあります。

ネフローゼ症候群は、むくみがひどいのが特徴ですが、急性腎炎ほど急にむくみません。日を追って次第にむくみがひどくなり、頭髪の生えている部分や、胸水や腹水までたまってしまいます。

その他
腰痛(背部から脇腹にかけての痛み)、しこり、高血圧、貧血、視力障害(視力低下)などの自覚症状が最初に気づいた腎臓病の症状ということもあります。

参考文献
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「腎臓病が分かる本/杉野信博 他著/講談社」
「腎臓病−気になるむくみと尿の異常/長田尚夫・日台秀雄著/新星出版社」
「腎炎、腎不全に負けたくない人へ/東間紘著/東洋出版」
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